8月のベトナムと言えば・・・既にツアーも組んだ後に気付いたことですが、なんと雨季!渡航の2週間前くらいから毎日のように天気予報を確認するも雨雨雨。滞在中の3日間の天気予報を見ると雨どころか雷雨の予報。これはもう、雨の中どう動くか覚悟を決めて行先を練っていました。
1日目。お昼過ぎにノイバイ国際空港に到着すると、雨が降った後はあるもののだいぶ乾いた地面。曇り空ですが、雲の隙間から晴れ間が。なんとなく、滞在期間中は晴れてそうな不思議な感覚がありましたが、空港からホテルまでのバス移動の間ガイドさんは「今日は雨、明日も雨。」と見事に希望を打ち砕く言葉。
一応傘は持ってきていたので、1日目はハノイ散策です。私がデザインする時というのは、打ち合わせでは勿論要望だったり、製品の売りだったり特徴だったり、色んな話を伺い、社長の人柄や建屋・社内の雰囲気など、総合的に合わせてデザインをしていきます。なのでベトナムショップのデザインにマッチさせるには、やはりその国の特徴だったり、その国でのコーヒーショップの在り方も知る必要がでてきます。
さて、ハノイ散策でまず驚いたのはバイクの多さ、ドライバーのモラルの低さでしょうか。
信号は守らない。車線は守らない。逆走も平気。原付1台に4人乗りがいたり、自転車のように横座りする人もいたり、背の高い荷物を積み上げていたり。車は車でバイクを入れさせないようにするし、みんなが我先に行こうと突っ込んでくる。勿論そんな状況なので歩行者がいても何のその。そこら中から常にプップーと聞こえてきます。毎日15人以上は事故で死ぬと聞きましたが納得です。ただ1つ、良いように解釈するとすれば車の人はバイクのためにクラクションを鳴らしているのでは、といったところでしょうか。バイクにはほとんどミラーが付いていない。そんな中で平気で車線関係なく走るのですから・・・。バイクの免許を持ってる人も全体の1/3とか、色々とおかしいですよね。
といったところで散策その1。ホアンキエム湖をぶらぶら。
湖に沿って地元民の憩いの場を堪能してきました。
こちらは東河門。
急にふっと出てくるのが面白いです。
ありふれた店舗移動型も場所が変わると見ていて面白いですよね。
さらに湖に沿って歩くと何かのオベリスク。
最後に玉山祠といったガイドブックにあるルートを素直に散策いたしました。
ここからはひたすら旧市街地を散策。湿度が高く38度の中を歩き回るのはなかなか大変です。クタクタになり辺りも真っ暗。目的にしていた店が分からず地元の人に聞いたりして、何とか辿り着いたのは「フォークォン31(Pho Cuon 31)」というお店。お腹ペコペコでやたら注文してしまいました(笑)
右側にある海鮮が何とも美味!カチカチにしたお米は海鮮のスープにつけて食べます。ここのお店が親切なのは、壁に大きな写真を準備して何が何か分かるようにしてくれていること。お店の人曰く、チキンがオススメのようですよ。
そして!私にとっては地元のビールは定番です!
気付けば雨の降らない1日となりました。
つづく